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2010年07月29日

ロフトプラス1でのイベント

昨日ロフトプラス1で開かれた映画評論家・町山智浩さん
のイベントをユーストリームで鑑賞。
生中継だったが、後半からTwitterで参加という感じで。
『インセプション』に関して話すとご本人もおっしゃられていたので、
慌てて火曜日に観に行ったけれど、映画としてもけっこう凝った作りで
難解と捉える人が多いのではないかという印象。
『メメント』や『ダークナイト』、『フォロウイング』などノーラン作品が好きな僕は
ディカプリオという時点でどうかな?と思っていたけれどたいへん面白かった。
個人的には飽きがこなかった映画。
話の作りが多重構造になっているからだろうな、と思う。

さて町山さんのイベントだが序盤からほぼネタバレ全快。
見ておいて良かった(笑)。
『インセプション』に関してすごく幅広い捉え方をして、
「植え付け」の意味を拡大解釈し、様々な映画とそれを批評する人たちを絡め、
現状の映画批評業界やブロガー等々への痛烈な皮肉と警鐘を込めたイベントが展開。
彼らしい偏っているけれど筋が通っている見識で進んでいく話は楽しく、
映画から神学論、哲学論へと展開し、アリエッタを経由して北野武で幕を閉じていった。
かなりエキサイティングな映画学概論という感じで、わかりやすく、
その内容が濃いだけに、終盤の会場参加者からの質問がつまらなくてつまらなくて…

まあそれはおいておいても、映画の見方は人それぞれ価値観に付随してくる。
それは当然作り手も含めてであり、作り手側の意図を読み取ったうえで
作品を評価しないと批評にならないという町山さんの指摘はしごく正しい。
映画の印象だけをなぞった批評ばかりが溢れていて、その映画を理解しようとしていない、
それが映画産業を堕落させたといわんばかりのトークは激しく、
心揺さぶられる3時間だった。
Ust中継ありがたいなあ、しかし。  

Posted by REX at 08:13Comments(0)映画・アニメ

2010年07月21日

トトロとナウシカとポセイドン

トトロを観た。
何度目だろうか。
金曜ロードショーでは観られるなら必ず観てしまっている。

サツキの走り方が『風の谷のナウシカ』のそれに似ている。
宮崎駿特有の走らせ方というか。
やはりあの全力で人が走る姿、その疾走感がトトロにも確かにある。
そういったスピードの部分が『もののけ姫』以降欠けちゃったな、
とあらためて思ったりもした。

で、来週。

『ポセイドン』って『ポセイドン・アドベンチャー』のリメイク?
カート・ラッセル?
そしてあの津波の「CGですよ」という感じ…
もしカート・ラッセルがほんとに出てるならサーフィンして欲しい。
あそこでサーフィンしてこそのカート・ラッセルでしょう。
『ニューヨーク1997』は偉大だ。
カート・ラッセルもやはり、偉大だ。

たぶん、『ポセイドン』は観ないけれども。
日本公開してたの?
テレビ映画かな?
ちょっとググってみよう。  

Posted by REX at 23:06Comments(0)映画・アニメ

2010年07月13日

ゲームサイド休刊

ほんとに休刊してしまうんだなァ。

ゲームサイドというゲーム情報誌が休刊である。
ボクにとっては近作からレトロゲームまで取り扱ってて、
仕事上の資料にもなっていた雑誌。
前身であるナイスゲームズやユーズドゲームズも購入していた。
その雑誌が休刊。
Web配信という形になるらしい。

記事も濃かった。
記事が濃いということは内容も濃かった。
こんなにゲーム愛に溢れた雑誌なのに休刊とはどういうことなんだろうなァ。

書店に勤めている友人によれば、
やはり休刊は多いという。
でも彼曰く、流れに残るのは趣味系の雑誌じゃないかな、とのこと。
どういうこと?と聴くと、トランジスタラジオの雑誌とかコア層は残ると。
ゲームはどうだろう、と問うと、基礎体力がないんじゃない?
とあっさり返事が返ってきた。
つまり、ゲーム会社の体力がないのに広告収入で作ってるようなゲーム雑誌は休刊する。
確かにゲームも昔ほど売れていない。
ミリオンってなんだっけ?な状態。
スペックや周辺機器ばかりが上がっても肝心のソフトがなあ。
そのソフトの善し悪しを広告にまどわされることなく記事としていたのが
ゲームサイドという雑誌だった。
こういう雑誌がなくなるのは悲しい。

そして、そのWebサイトが超重いのも悲しい。

自サバっぽいけどなんとかなりませんか、マイクロデザインさん。  

Posted by REX at 15:56Comments(0)ゲーム

2010年07月07日

相談と婚活

こないだ祖母のお見舞いに行った。
祖母入院中。
元気な笑顔を見せてくれた。
看護士の人が親切だと話してて、
「あんたの嫁に」と言われて困った(笑)。

僕の話はどっちにせよ、友人が結婚する可能性がでてきたそうで相談された。
女の子なんだけれど、カップルで婚活と称して貯金とかいろいろきちんとしている子で
でもカレシの方があまりまだピンと来ていないらしい。
年下のカレシだからそんなに焦ってないのかもなァ、と思いながら、
相談にのる。ほとんど愚痴だけれど。

カレシの事も僕は知っているので、何か言って欲しいようだ。
こういう類の話を彼女は僕によくしてくる。
まったく、人巻き込むなって(笑)。
まるで婚活相談所みたいだ。。

でもほんと男と女では意識の差があるだろうな、結婚って。
僕は自分自身に責任が持てない。
だからあまり結婚に興味がない。
好きな子はいるし、仲良くしているけれど、
そういう話にはならない。対象外ではないようですが。ありがたいね。
とか言ってると友達に怒られたけれど。
何かしらアプローチは確かにある。
でも婚活をするほどのことはないし、まだ誰かと責任持って一緒になるのは怖い。
「そういったことを含めて結婚相談所ってあるんじゃないかな」
と友達に言われたこともあるけれど、
やはり我々男子には相談所は少し敷居が高い気がする。
「だからあたしたち女の方が動かないとダメなのよね」
と言われた。

ああ、確かにそれは…いや、すみません。
ただ自分、婚活よりも成り行き派なので…
ほら、相談所じゃなくても、合コンとかだって昔から参加しなかったじゃん?
どうも苦手なんだよね、ああいうの。  

Posted by REX at 16:26Comments(0)日常

2010年07月02日

紅の豚

『紅の豚』を観ました。
金曜ロードショーでやっててたまたま。
相変わらず男の子の心をくすぐるメカニック・アニメショーン。
機械整備という部分に焦点をあてたうえに飛行機への愛情、
空への愛情に溢れた超趣味的な作品です。

正直、宮崎監督の中では「これ作ったしもういいや」という気持ちもどこかで…

いろいろと語られていないバックボーンも多く、
若干わかりにくい所もあるんですが、
ここ近年の作品よりは理解しやすいし、男のバカさ加減もよく出ている。
いやァ、やはり良作ですね。

『キノの旅』という小説が有名な時雨沢恵一先生が、
放送中にTwitterでつぶやいていたのですが、やはり飛行機や軍事力とかがテーマの
『アリソン』という作品で、『紅の豚』のワンシーンを参考にしたとかなんとか。
読んでいて似てるなと思った箇所だったので「やっぱり!」となりましたが。

ラスト、少女のキスで魔法が解ける所は『ポニョ』でも似た要素があり、
その辺でいろんなものがごった煮になっている宮崎アニメ。
新作は脚本を担当しているらしいですが、さてどうか?  

Posted by REX at 15:21Comments(0)映画・アニメ