2010年08月25日
いまさらながらFF13
レーティングがB。12歳以上を対象としたゲーム。
つまり、『ファイナルファンタジー13』はちょっぴり大人テイスト。
まあ銃で人を撃つシーンとか多いもんなァ。
現在7章(全13章かな?)の終盤。
くっさい演出が多々ある中で、血が出ないという違和感がどうしてもつきまとう。
あるキャラクターが負傷する。
何度も脇腹を抑えるわけだが、その絵面としては、
間違いなく刺された傷を見て、「あっ…」と思うシーン。
その証拠に刺されたナイフをそのあと見たりしているわけで。
と、なると血がやはりポタポタ落ちるような演出を入れるべきなのだけれど、
レーティングの関係でそれができない。
結果、「よくわからない」映像となってしまい猿芝居っぽくなる。
シナリオに合わせて演出は加味されていくべきではないのかと僕は思う。
スクウェアエニックスは『ドラゴンクエスト』という
誰もが楽しめるソフトがあり、それに対して『FF』は少し大人向けだ。
『FF13』につきまとう違和感は「痛み」が伴うシーンが多いのに
その「痛み」をきちんと描いていない。
だから猿芝居になってしまっている。
そこんとこがこれまた残念。
まあシナリオ自体が深刻なほど失敗しているし、
それに対する演出もどうしようもないくらい失敗しているんだけれど。
それでも続けている理由。
戦闘システムの面白さがシリーズでいちばんと僕個人が思うからだ。
とてつもなく面白いよコレは。
個人的には、中古がものすごく安く出回っているので、
やってみて欲しいな、と思う。
シナリオに耐えられるかという問題はあるにせよ。